「シドニー留学、興味はあるけど今の英語力で本当にやっていけるんだろうか…」出発が近づくほど、そんな不安が大きくなる方は多いのではないでしょうか。特に、当ブログの別記事「シドニー留学の費用相場」を読んで「出発前に英語力を上げておくと語学学校の受講期間を短縮できるかもしれない」と知った方は、次に「じゃあ具体的にどれくらい・どうやって準備すればいいのか」が気になるところだと思います。
この記事では、シドニー留学に出発する前にどの程度の英語力があるとよいのか、そして限られた時間で効果的に準備する方法(独学とオンライン英会話の使い分け含む)を、現地で実際に生活した目線を交えて解説します。運営者はシドニーでの留学・滞在経験があり、現在はオーストラリア留学のサポート事業を行っています。数字や一般論だけでなく、「実際に英語力が伸びた人・苦労した人」の生の声も紹介するので、これから準備を始める方の一歩を後押しできればと思います。
※記事内で紹介する英語力の目安・学習方法の効果には個人差が大きく、公的な統一基準があるわけではありません。「〜と言われています」「一般的には」という形で、断定を避けた表現にしています。
シドニー留学、出発前にどれくらいの英語力が必要?
まず結論からお伝えすると、シドニー留学は「英語がほぼ話せない状態」からでも不可能ではないと言われていますが、個人差が大きく、準備をしてから行った方が現地でのスタートがスムーズになるケースが多いようです。ここでは、その理由を語学学校の仕組みと合わせて見ていきます。
語学学校は「レベル分け」があるので初心者でも入学しやすい
シドニーをはじめオーストラリアの語学学校の多くは、入学初日に受けるテストの結果によって、学校ごとに用意された複数段階のクラスに振り分けられる仕組みを取っています。調べたところ、6段階程度のレベル分けを設けている学校が多いと言われており、日本人留学生は「Pre-Intermediate(準中級)」あたりからスタートするケースが多いようです。
つまり、「完全に英語がゼロでないと入学できない」ということはなく、初心者向けのクラスも用意されているのが一般的です。ただし、レベル分けの段階数や、まったくの初心者(ビギナー)向けクラスの有無・進級のスピード感は学校によって差があるため、断定はできません。気になる学校がある場合は、出発前に学校のカウンセラーやエージェントに直接確認しておくと安心です。
「英語ゼロ」で渡航した人と、ある程度準備した人の違い
「英語がまったく話せなくても留学はできる」という情報を目にすることもありますが、これは正確には「不可能ではないが、苦労するケースが多い」と捉えておくのが誤解を招かない表現だと思います。
実際、中学・高校の英語の成績があまり良くなかった方でも、いざ英語を使わざるを得ない環境に飛び込んでみると、英語は意外と親しみやすく感じられた、という声もあります。運営者が話を聞いたある方は、シドニーでの経験だけでなく、以前ブラジルにサッカー留学した際にポルトガル語がまったく分からず苦労した経験もあったそうですが、「日本で受けてきた英語教育は、なんだかんだで役に立った」と振り返っていました。学校で習った基礎があるだけでも、現地での土台としては十分に機能する、ということかもしれません。
一方で、まったく準備をせずに渡航すると、最初の数週間〜数ヶ月は「授業についていくだけで精一杯」「日常会話もままならない」という状態が続きやすいとも言われています。次の章で紹介する準備を、出発前にできる範囲で進めておくと、現地に着いてからの戸惑いを減らせる可能性があります。
出発前にやっておきたい英語準備、4つのポイント
限られた準備期間で優先すべきことを、4つに絞って紹介します。
中学レベルの基礎文法をもう一度復習する
留学前の英語準備というと、単語や表現を新しく覚えることをイメージしがちですが、まず取り組みたいのは中学レベルの基礎文法の総復習です。現地では文法を正確に使いこなすことよりも「伝わるかどうか」が重視される場面が多いですが、それでも基礎文法が頭に入っているかどうかで、会話のスピードや聞き取りの精度が変わってきます。
参考書選びに迷う場合、英文法の定番教材として「English Grammar in Use」というテキストの評判をよく耳にします。文法項目ごとに例文と練習問題がセットになっており、独学でも進めやすいと感じる方が多いようです(相性には個人差があるため、書店等で中身を確認してから選ぶのがおすすめです)。
リスニング(耳慣らし)を優先する
出発前の限られた時間の使い方に迷ったら、リスニング(聞き取り)の耳慣らしを優先することをおすすめします。文法や単語は日本にいてもある程度勉強できますが、「英語を英語のスピードで聞き取る」感覚は、日常的に英語の音に触れていないとなかなか身につきません。
実際、リスニングが不得意で、聞くことに慣れるまでにかなり時間がかかったという声もあります。裏を返せば、出発前からリスニングに慣れておくことで、現地に着いてからの立ち上がりを早められる可能性がある、とも言えます。ドラマや映画、ポッドキャストなど、興味を持てる素材で「英語の音」に耳を慣らしておくとよいでしょう。
完璧より「伝えようとする姿勢」を鍛える
英語学習でつまずきやすいのが、「間違えたら恥ずかしい」という気持ちから、話すこと自体を避けてしまうパターンです。現地で英語力が伸びた人たちの話を聞くと、共通して「完璧に話そうとする人より、何かを伝えようとする人の方が上達が早い」という学びが挙げられます。
学校の授業で習った英語表現が、実際の会話の場では全く通用しないと感じることも珍しくありません。ある留学経験者は、サッカーの現地チームに参加した際、コーチの指示が最初はほとんど聞き取れなかったそうですが、身振り手振りやチームメイトの動きを見て状況判断することでその場をカバーしていたといいます。「完璧な文法より、伝えようとする姿勢の方が大事」という実感は、語学の勉強を通してだけでなく、こうした「実際に使わざるを得ない環境」を経験する中で強くなっていくもののようです。出発前から、間違いを恐れず声に出す練習をしておくと、この姿勢を早めに身につけられるかもしれません。
オーストラリア英語特有の発音のクセを知っておく
意外と見落とされがちですが、オーストラリア英語には独特の発音のクセがあります。アメリカ英語とオーストラリア英語では発音のリズムや母音の響きが異なり、人によっては「オーストラリア英語の方が聞き取りやすかった」と感じることもあるようです。学校教材で聞き慣れているアメリカ英語の発音と現地の発音にギャップを感じても、慣れの範囲内であることが多いので、心配しすぎる必要はないでしょう。
また、英語特有の音声変化(リエゾン)、つまり単語同士がつながって聞こえる現象を知っておくと、リスニングの助けになります。例えば、ある留学経験者は”find”という単語をネイティブの発音を真似て「ファイン」に近い音で発音したところ、日本人の友人には笑われたものの、ネイティブには問題なく伝わったというエピソードを話していました。教科書通りのカタカナ発音にこだわりすぎず、実際にネイティブが話す音に合わせていく柔軟さも、準備の一つとして意識しておくとよさそうです。
独学 vs オンライン英会話、留学準備にはどちらが効果的?
出発前の限られた時間、独学とオンライン英会話のどちらに力を入れるべきか迷う方も多いと思います。それぞれの向き・不向きを整理してみます。
独学(参考書・アプリ)でできること・できないこと
参考書やアプリを使った独学は、文法・単語のインプットや、自分のペースでの反復学習に向いています。前述の「English Grammar in Use」のような教材で文法を固めたり、単語アプリでボキャブラリーを増やしたりするのは、独学でも十分に効果が見込める範囲です。
ただし、独学だけでは「実際に声に出して話す」「相手の反応に合わせて瞬時に答える」というアウトプットの練習が不足しがちです。単語は、机の上で暗記するよりも「会話の中で出会う」ことで記憶に残りやすいという考え方もあり、この部分は独学だけでは補いきれない領域だと言えます。また、日本語の文章を頭の中で組み立ててから英語に訳すのではなく、ネイティブがよく使う表現をそのまま覚えて使うようにすると、コミュニケーションが格段に取りやすくなったという声もあります。こうした「実践的な言い回し」も、参考書だけでは身につきにくい部分です。
オンライン英会話で「話す・聞く」を先取りするメリット
そこで活きてくるのが、オンライン英会話です。自宅にいながら講師と1対1で会話練習ができるため、独学で不足しがちな「話す・聞く」のアウトプットを、渡航前から先取りして経験できます。
留学前からオンライン英会話で英語での会話に慣れておくと、現地の語学学校の授業や日常会話に入っていくときの心理的なハードルを下げられる、と言われています。何ヶ月前から始めるとよいかは個人差が大きく断定はできませんが、「思い立ったらできるだけ早めに始めて、渡航直前まで続ける」という使い方が現実的でしょう。

留学準備向けのオンライン英会話サービスとしては、海外留学もネイティブキャンプ
が代表的な選択肢の一つです。予約なしで回数を気にせず練習できるプランが用意されており、「とにかく話す回数を増やして耳と口を慣らしたい」という渡航前の準備には相性がよいと言われています。
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なお、老舗の実績を重視したい方には、会員数100万人突破!業界No.1のオンライン英会話 「レアジョブ英会話」
のようなサービスも比較検討先として挙げられます。どちらが合うかは相性次第の部分も大きいので、まずは無料体験でレッスンの雰囲気を確認してみるとよいでしょう。
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シドニーで英語力が伸びた人・苦労した人のリアルな声

ここからは、実際にシドニーで生活しながら英語力の変化を経験した方々の声を紹介します。
ある大学生の方は、語学学校で上級クラスに入ったところ、周りが自分より英語が上手な人ばかりで「自分の無能さに少し落ち込む」時期があったと振り返っています。ロッカールームでの会話も聞き取れず苦労したそうですが、あるとき「他人と比べず自分らしく頑張る」ことに気づき、わからないことは積極的にクラスメイトに質問するようにしたといいます。知らない人に話しかける勇気を持てたことで、多くのつながりと学びを得られたそうです。上級クラスに入れたこと自体は喜ばしいことですが、周囲のレベルに圧倒されて落ち込む時期は誰にでもあり得る、という点は覚えておくとよいかもしれません。
別の方は、学校で習った英語が実際の会話の場では全く通用しないことに気づいたと話しています。この方の場合、現地でサッカーチームに参加していたこともあり、コーチからの指示も最初はほとんど理解できなかったそうですが、身振り手振りやチームメイトの動きを見て状況判断することでカバーしていったといいます。そして「完璧な文法より、伝えようとする姿勢の方が大事」だと実感したそうです。サッカー留学に限らず、部活動やアルバイトなど「実際に英語を使わざるを得ない環境」に自分を置くことは、教室で学ぶ以上の伸びにつながるのかもしれません。
さらに別の方からは、「日本語で文章を組み立ててから英語に訳す」のではなく「ネイティブが使う表現をそのまま覚えて使う」ようにしたところ、コミュニケーションが取りやすくなったという声も聞かれました。翻訳的な英語から、実践的な「英語のまま考える」感覚への切り替えが、上達のきっかけになったケースと言えそうです。
一方で、苦労が長引いた例もあります。リスニングがもともと不得意で、耳が慣れるまでにかなりの時間がかかったという声もありました。得意・不得意は人それぞれで、伸びるスピードにも差があるということは、事前に知っておくと過度に落ち込まずに済むかもしれません。
英語に自信がなくても留学は成立する?よくある不安への回答
最後に、出発前によく聞かれる不安について整理します。
Q. 英語が全く話せなくても留学できますか?
不可能ではないと言われていますが、個人差が大きく、苦労するケースが多いのが実情のようです。前述の通り、語学学校には初心者向けのクラスも用意されていることが多いため、「今の英語力では無理」と最初からあきらめる必要はありません。ただし、渡航前にできる範囲の準備をしておくほうが、現地での精神的な負担は軽くなりやすいでしょう。
Q. 中学・高校の英語しか覚えていませんが大丈夫でしょうか?
中高で習った基礎文法や単語は、現地での土台として役立つという声が多くあります。中高の成績があまり良くなくても、実際に英語を使う環境に身を置くことで、案外親しみやすく感じられたという体験談もあります。まずは基礎の総復習から始めれば十分です。
Q. リスニングに自信がないのですが、どうすればいいですか?
リスニングは慣れに時間がかかるという声が多い分野です。出発前から、少しずつでも英語の音に触れる時間を作っておくことをおすすめします。オンライン英会話のように、実際の会話の中でリスニング力を鍛えられる方法も選択肢の一つです。
まとめ:出発前の準備が、現地でのスタートダッシュを左右する
- シドニーの語学学校の多くはレベル分けの仕組みがあり、初心者でも入学しやすいと言われているが、詳細は学校によって異なるため出発前の確認が必要
- 「英語ゼロ」での渡航は不可能ではないが、苦労するケースが多いのが実情。基礎文法の復習・リスニングの耳慣らし・「伝えようとする姿勢」・オーストラリア英語の発音のクセの4点を出発前に押さえておくと安心
- 独学は文法・単語のインプットに、オンライン英会話は「話す・聞く」のアウトプット練習に向いており、両方を組み合わせるのが効果的だと言われている
- 現地で英語力が伸びた人たちに共通するのは、「完璧より伝えようとする姿勢」と「実際に使わざるを得ない環境に飛び込む勇気」
- 得意・不得意には個人差があり、リスニングなど苦労が長引く分野があっても珍しいことではない
出発前の英語準備が整うと、次に気になるのは「実際にどの語学学校を選べばいいか」「ホームステイとシェアハウス、どちらが自分に合っているか」といったテーマではないでしょうか。当ブログでは、それぞれのテーマについても今後詳しく解説していく予定です。また、留学費用全体の考え方については「シドニー留学の費用相場」もあわせてご覧ください。
そして、出発前の英語準備を今日から始めたい方には、自宅から気軽に始められるオンライン英会話がおすすめです。まずは無料体験レッスンで、実際に英語で話す感覚をつかんでみてはいかがでしょうか。
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